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東京新聞:神奈川病院 救急患者の手術拒否 県、事情を調査へ:神奈川(TOKYO Web) を見て [メール投稿]

東京新聞:神奈川病院 救急患者の手術拒否 県、事情を調査へ:神奈川(TOKYO Web)
みくるべ病院を運営する医療法人財団青山(せいざん)会の柏寿郎(としろう)常務理事(61)によると、神奈川病院側は一度は患者の受け入れを了承したが、同行した看護師が精神科の診療経過を記したメモを外科医に渡したところ、手術を拒否されたという。柏理事は「神奈川病院には精神科がないことから入院、治療は困難だとして帰院させられた」と話す。

 私が放浪中に交通事故に遭って入院していた時のことを思い出した。
 入院中、母から「入院を続けられない。退院するように言われた」というようなことを聞いた。その後に「入院を続けられることになった」とも聞いた。それで入院を続けたのだが、その時に私は「精神科の診察券を見たからかも」と思った。
 当時は精神疾患に対する偏見が今よりも強かったと思う。NHKのうつ病キャンペーンが始まる何年も前のこと。だから、退院するように言われた理由について思い当たるのは精神科の診察券の件くらいだった。その後に入院を続けられることにならなければ空ベットの問題なども考えたかもしれないが…。
 実は精神科の診察券を持っていたのには理由がある。放浪前、辞職しようとした私に上司が休職を勧めた。休職するためには精神疾患など病気でなければならない。それで精神科を受診して診断書を貰うように言われた。辞職の意思が固かった私は無駄だと思いつつも了承して精神科を受診した。思った通り「異常無し」の診断。辞職決定。その時の診察券を財布の中に入れたままにしておいた。
 事故後に入院した病院で退院を求められたのは精神科の診察券を見たからで、退院を求めなくなったのは、私が診察した精神科に問い合わせて「異常無しだった」と分かったからではないか。それが私の推測である。
 精神科の受診歴が知られると一般の病院で診察を断られるケースは頻繁にあるような気がする。今ではメジャーになった「うつ病」では断られないかもしれないが、統合失調症では断られることが多いのではないだろうか。
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河北新報 東北のニュース/特集・遺族の思い(下)交錯する感情 「真相知りたい」一心 を見て [メール投稿]

河北新報 東北のニュース/特集・遺族の思い(下)交錯する感情 「真相知りたい」一心
 日和幼稚園訴訟が結審した後のことし8月。津波で亡くなった精神障害のある男性の母親が、通所していた宮城県亘理町の福祉施設側などを相手に争った訴訟は和解で幕を閉じた。
 母親は「死の真相を知りたい」と12年3月に提訴した。訴訟で施設側が主張した内容は、震災当時に聞いた話と食い違っていた。
 次はどんな主張が出るのか、施設側に非はないとの判決になったらどうなるのか。そう考えると、母親は恐怖に襲われた。原告は自分一人。不安や苦しみ、悲しみを抱え込んだ。障害者に対する偏見から「訴訟は金目的か」と中傷があった。
 心がくじけた。早く裁判を終わらせて楽になりたいと思い、和解に応じた。「ごめんね。許してね」と胸の中で息子にわびた。「裁判は終わったけれど、納得はしていない」と、母親は現在の心境を明かす。

 今日は日和幼稚園訴訟の判決があり、「巨大地震の発生を予想できなかったとしても、およそ3分間にわたって続いた巨大地震を実際に体感したのだから、バスを海側に出発させるにあたって、ラジオや防災行政無線を通じて津波などの情報を積極的に集める義務があった」(参照)と縁側に賠償を求める判決になったらしい。引用した部分は、それ以前に「和解」になった訴訟について。
 このような和解ではダメだろう。遺族に対する中傷は酷過ぎる。
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