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河北新報 東北のニュース/特集・遺族の思い(下)交錯する感情 「真相知りたい」一心 を見て [メール投稿]

河北新報 東北のニュース/特集・遺族の思い(下)交錯する感情 「真相知りたい」一心
 日和幼稚園訴訟が結審した後のことし8月。津波で亡くなった精神障害のある男性の母親が、通所していた宮城県亘理町の福祉施設側などを相手に争った訴訟は和解で幕を閉じた。
 母親は「死の真相を知りたい」と12年3月に提訴した。訴訟で施設側が主張した内容は、震災当時に聞いた話と食い違っていた。
 次はどんな主張が出るのか、施設側に非はないとの判決になったらどうなるのか。そう考えると、母親は恐怖に襲われた。原告は自分一人。不安や苦しみ、悲しみを抱え込んだ。障害者に対する偏見から「訴訟は金目的か」と中傷があった。
 心がくじけた。早く裁判を終わらせて楽になりたいと思い、和解に応じた。「ごめんね。許してね」と胸の中で息子にわびた。「裁判は終わったけれど、納得はしていない」と、母親は現在の心境を明かす。

 今日は日和幼稚園訴訟の判決があり、「巨大地震の発生を予想できなかったとしても、およそ3分間にわたって続いた巨大地震を実際に体感したのだから、バスを海側に出発させるにあたって、ラジオや防災行政無線を通じて津波などの情報を積極的に集める義務があった」(参照)と縁側に賠償を求める判決になったらしい。引用した部分は、それ以前に「和解」になった訴訟について。
 このような和解ではダメだろう。遺族に対する中傷は酷過ぎる。
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