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埼玉・所沢の小学生暴行事件:自閉症被告の公訴棄却 公判停止から6年半−−地裁川越支部− 毎日jp(毎日新聞) を見て [メール投稿]

埼玉・所沢の小学生暴行事件:自閉症被告の公訴棄却 公判停止から6年半−−地裁川越支部− 毎日jp(毎日新聞)
 暴行罪で04年に起訴された後、自閉症などのため訴訟能力がないとして06年10月に公判停止となった埼玉県入間市の福祉施設に住む男性被告(44)について、さいたま地裁川越支部(山内昭善裁判長)が公訴棄却を決定した。決定は6日付。弁護側によると、自閉症を主な理由にした公訴棄却は全国初。心神喪失状態の被告が公訴棄却まで9年を要したのも極めて異例という。

 検察側が今年2月、「訴訟能力を欠いている」と結論づけた精神鑑定を基に「病状を経過観察したが、能力の回復が見込めない」として公訴取り消しを申し立てていた。

 これだけの記事ではよく分からない。
 検察が公訴取り消しを申し立てたのが今年2月ということは、それまでは訴訟能力が戻ると考えていたのだろう。
 朝日新聞の記事には次のように書いてある。
朝日新聞デジタル:公判停止8年間、知的障害被告の公訴棄却 さいたま地裁 - 社会
 男性は起訴後に精神鑑定で中度の知的障害と自閉症があるとされていた。地裁支部は06年に訴訟能力がないとして裁判を一時中断する公判停止を決定。弁護側は公訴棄却か免訴を求めて東京高裁に抗告したが、棄却されていた。

 今回、公訴棄却になったわけだが、東京高裁も訴訟能力が戻ると考えていたのだろう。しかし、さいたま地裁では「今は訴訟能力がない」と判断したから公判を停止したわけで…。
 知的障害や自閉症だからと言って必ずしも「訴訟能力がない」というわけではなく、この被告人の場合には「訴訟能力がない」ということだろうが、訴訟能力が戻ると判断したのはどうしてなのか気になる。病気で訴訟能力が一時的に失われているのであれば病気が回復すれば訴訟能力は戻る。しかし、知的障害や自閉症が治るとは思えず、勉強・学習して戻ると判断したのか?
 よく分からない。
 でも、この記事の主旨は、公判停止から公訴棄却まで6年半もかかったことを問題視しているのであって、それは本当にそう思う。
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