役所職員 鬱で退職の生活保護申請男性に「仕事すれば治る」 -- ガジェット通信 を見て [メール投稿]
役所職員 鬱で退職の生活保護申請男性に「仕事すれば治る」 -- ガジェット通信
北関東に住む34歳の田所信也さん(仮名)は、16年間勤めた事務機器メーカーを昨年12月に退職した。一昨年に行なわれた人員整理に伴い、抱える仕事量は激増。始発に乗って出社し終電で帰る生活を半年以上続けた結果、うつ病を発症し、自己都合退職した。
失業保険が切れた今春、近くの役所に生活保護の相談に訪れ、こう切り出した。
「病状が回復し、働けるようになるまでの期間だけでも生活保護を受給したい」
職員はこう応じた。
「あのね、仕事すれば、うつなんてすぐ治るの。ハローワークに行って仕事見つければ解決するから」
愕然としつつも、田所さんは食い下がった。
「医者からは、いま無理に働くと病状が悪化するからダメだといわれている」
「逆なんだって。仕事がないから、うつになるの」
「うつで仕事ができないんです」
「だからァ、仕事すれば治るんだって」
応酬が続くも、職員は「ハローワークに行け」の一点張り。田所さんは生活保護の申請を諦めざるを得なかった。
酷いな。どこの役所だ。精神科医が行って抗議する必要があるんじゃないか。